- 会社概要
- 社長ごあいさつ
木村産業株式会社は、1976年に創業を開始して以来、リサイクル原料の回収、一般廃棄物・産業廃棄物の収集運搬、リサイクル工場、サーマル燃料の製造及び建物の解体を含む建設工事などの事業を展開してまいりました。
近年、地球温暖化の影響と考えられる世界各地での大災害や日本国内における原発事故など地球規模での環境負荷軽減が人類の最大のテーマとなっています。 我国においても環境問題の対応が国家的な課題であり、戦後、大量生産、大量消費、大量廃棄の時代を経て、現在では産業界に生産から販売、消費、適正廃棄、さらにリサイクルまでを含めた「循環型社会の構築」が強く求められる時代になりました。なかでも、エネルギーの大量消費型産業では石油や石炭など化石燃料の資源の枯渇や二酸化炭素(CO2)の大量放出による地球温暖化の対応が急務とされ、省エネやエネルギー転換などを積極的に進めることが重要となっています。
そうした中、弊社では、平成17年に、ほとんどリサイクルが進んでいない漁船、プレジャーボートや浴槽などの強化プラスチックス(FRP)を中心とした廃プラスチックのチップ燃料製造事業を開始し、現在もセメント製造工場向けに石炭の代換燃料として供給を行っています。また、平成27年には、建設系混合廃棄物のリサイクル率向上を図る為、富山市水橋肘崎地内に新たな土地10,000平米を取得し新本社社屋及び新工場を建設し弊社オリジナルのリサイクルプラントを設置しました。新工場では、国内にはあまり例の無い建設系混合廃棄物からRPF(固形燃料:Refuse Paper & Plastic Fuel)を一貫生産するリサイクルプラントを設置し北陸を中心とするエネルギー消費型産業に石油や石炭の代替燃料として販売し安定供給を行う事でエネルギー転換を積極的に推進し化石燃料の枯渇防止や地球温暖化防止(CO2削減化)に貢献いたします。
弊社は、「循環型社会の構築」を最大のテーマとし、これからも地球環境にやさしい廃棄物処理・再資源化の新しい分野に取り組み、社会的責任を十分にはたす事業活動をしてまいります。
今後とも、ご理解・ご協力賜りますようお願い申し上げます。
木村産業株式会社
代表取締役 木村 一美